金属検出機の検出の正しさを証明するためには、人による感度確認作業が必要不可欠です。その感度確認に用いられている道具がテストピース。
ただし、テストピースの設定作業は様々な影響を考慮しなければならないなど簡単な作業ではありません。
ここでは、テストピースの役割やサイズの選び方、配置する際の注意事項などを紹介しています。
目次
テストピースとは、性能や異物判定後、正常に作動するかどうかを調べる為の試験片です。ただ、テストピースのサイズや材質の違いで信号も変わるので、そのサイズ決定は一筋縄ではいかないと言えます。
最適なテストピースを設計する方法として、一番検出しにくい部分でテストピースが感知できれば、他の部分でも感知できるという考え方から、テストピースのなかに金属球を埋め込み、検出ヘッド(磁界トンネル)の中で磁界が弱い部分をテストピースが通過するようにして確かめる方法が採用されています。
テストピースのサイズ決定では、使用する状況や考え方など、現場によって捉え方が変わってきます。
現行生産ラインの環境を考えた最小サイズや、社内・社外で決められている基準サイズ、メーカーが推奨している評価結果サイズなど様々です。
また、サイズの数値だけでなく、テストピースを使う背景や、なぜそうするのかなどの根拠も考慮して決定していきます。
テストピースの配置場所で感度が変わるため、磁界が一番弱い部分を意識して位置を決定するようにします。
検出ヘッド(磁界トンネル)を通過する際、検出しにくい場所を通過して感度を確認すれば、他の部分はテストしなくても感知可能なことがわかります。
また、一番検出しにくい部分だけでなく、一番検出しやすい部分もテストすることで、影響地の違いを測ることもできます。
商品が球形もしくは角ばっているなど、テストピースにつけにくかったり、少しの振動で動いてしまう形状では、ポケットをつけたビニール袋をかぶせたり、輪ゴムによる固定、樹脂製のバスケット、専用治具などを使って固定します。
電磁界はベクトルの要素がありますので、同じ形状でも向きの違いによって検出能力が変わってしまいます。また、向きだけでなく流す位置によっても検出能力が変わりますので注意が必要です。
感度の低い部分が金属検出器の間口の中央部を通過するように設定し、高さが足りない場合は、プラスチックの台をおくなどしてカバーします。
電磁誘導や渦電流は力具合で変化するため、搬送速度の違いが検査結果に影響を与えてしまいます。輪ゴムや樹脂製のバスケット、専用治具などでしっかりと固定して動かないようにし、一定の速度で検査を行うようにします。
また、誰がやっても同じようになるテストピースの流し方、機械設定のルールを作っておくと役立ちます。
テストピースのサイズ設定や電磁界の特徴、向きや速さ、位置などが違う事で検査結果が大きく異なるなど、その設定は簡単ではありません。正確なデータを得るためにも、メーカーに相談しながら適切なテストピースを設定するといいでしょう。
トップページでは導入現場別に選んだ金属検出機を紹介しています。ぜひ確認してみてください。
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スペースも予算も
確保できない現場には…
生産ラインが
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大型・箱入り商品を
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