金属検出機と同じように、対象品の中に異物が混入されているかどうかを調べることができるX線異物検出機。金属以外の検出も可能と、金属検出機よりも幅広い異物混入策として使え、品質検査などもおこなえる総合検査装置です。
ここでは、内部を透過するX線異物検出機とはどのようなものか紹介しています。
目次
X線検査機は細いビーム状の線を被検査品に照射し、半導体型ラインセンサで透過量を測定。撮影されたモノクロのX線透過画像から異物の有無を自動判別します。
密度が高くX線の透過率が低い物質ほど検出しやすく、異物が入っている部分は透過度が悪くなります。また、検出できる異物の幅は広く、異物検出だけでなく欠品検査・形状検査・噛み込み検査とその用途も様々です。
X線検査機では、金属製品だけでなくガラスや硬質プラスチック、骨、貝殻、硬質ゴムなど様々な品を発見することができます。さらに、形状や質量、商品の噛み込みの確認も可能にしています。
また、鉄や石、ガラスなど密度の高い物質ほど検出しやすく、逆に密度の低い物質は検出しにくいといった特徴があり、後者では水に浮く物質がそれにあたります。
X線検査機は金属も非金属も検出できますが、厚みが薄いモノは異物の影響値の関係でため検出しにくく、画像にほとんど写りません。たとえ密度が大きい場合でもそれは変わらず、薄くなるほどX線は透過しやすくなります。
X線検査機が苦手とする代表例には金属サビやアルミ箔などの薄い金属が挙げられ、金属検出機の方がその検出には向いています。
食品の製造過程で混入するリスクがあるのは、金属だけでなくプラスチックやゴム、部品、ガラスなど様々です。金属検出機だけではカバーできる範囲が限定的になってしまうので、X線異物検出機も併用するのがおすすめです。
金属に強い金属検出機と、金属以外の検出にも長けているX線異物検出機とあれば、お互いの弱い部分をカバーし精度の高い検出を可能にします。
X線異物検出機でも金属の検出は可能ですが、薄い金属には弱いといった懸念があります。食品関連の品では小さい金属が紛れ込みやすいことからも、X線異物検出機以上の検出能力を持つ金属検出機を最初に導入するのがおすすめです。
トップページでは導入現場別に選んだ金属検出機を紹介しています。ぜひ確認してみてください。
食品会社なら無視できないHACCPについて、公式HP上の商品に関わるページでHACCPの重要性について謳っているメーカーの金属検出機を導入現場ごとに選定しました(2023年9月7日調査時点)。各金属検出機の「強み」にご注目ください。
スペースも予算も
確保できない現場には…
生産ラインが
多岐にわたる現場には…
大型・箱入り商品を
取り扱う現場には…
2023年9月7日調査時点「金属検出機 メーカー」でGoogle検索し最終10ページ目までに表示された企業21社(通販会社を除く)中、公式サイトの金属検出機に関わるページでHACCPの重要性について謳っているメーカー10社をピックアップ。そのうち、以下条件のもと3社を選定。
・NIP:選出した企業の中で導入スペースが少ない現場に使えるコンパクトな「卓上型」金属検出機の取り扱いが唯一ある
・システムスクエア:選出した企業の中で公式HP上で紹介している金属検出機の取り扱い数が一番多く、各ラインごとに複数台導入できる
・エー・アンド・デイ:選出した企業の中で通過高さが合わせられ大箱に入れたまま金属検出ができる「カスタマイズモデル」と商品名称に明記された金属検出機の取り扱いがある